ジャッジ総評コメント

8月メインジャッジ
DAICHI

皆さま、お疲れ様でした!!

今回メインジャッジを努めさせていただきましたDAICHIです!

まず、コロナ禍にもかかわらず、皆さんの素晴らしいパフォーマンスが見れたことに、心から感謝申し上げます。

混沌としたこの環境の中で、
大変な状況を乗り越えながら、練習を重ねた皆さんのパフォーマンスは、相変わらず素敵でした!心動かされました。
なにより、この環境の中でも成長している姿に驚きと喜びを感じております。

これからもガンガン練習して、
成長し続けて欲しいなと思っております。

さて、ジャッジさせて頂きましたが、
「大人の概念に縛られない個々の自由な表現」
「各々の課題曲に対するアプローチ」
「メインジャッジの重視するポイント」
この3つが審査基準となっておりましたので、そこに則って審査させて頂きました。


1.「大人の概念に縛られない個々の自由な表現」

まずこれが大会の審査基準ってのがいいですよね笑
大人になればなるほど、周りの目が怖くなって萎縮してしまいます。かっこつけちゃいます。
「下手くそでも何でもいい!俺は、私は、こう跳びたいんだ!」という気持ちが伝わってくる子を特に評価させて頂きました。これは、下記2でも同じ意味で評価対象としてます。


2.「各々の課題曲に対するアプローチ」

音の取り方、雰囲気、歌詞などなど。音楽には様々な要素があって、それをどう自分が表現しようとしていて、どう跳べば見ている人にそれが伝わるのか。それを決定付けるのは「自分がやりたいことをやりきれるだけの練習を積んで、技術や技を身につけたか」に尽きると思います。1で記載した自由な表現に加えて、それをさらに伝え切る技術面も評価しました。
いわゆるダブルダッチの巧さ、ですね。


さて、ここまでで、
「大切なことは1と2のバランスであること」を覚えておいて欲しいなと思います。

1だけでも2だけでも、やっぱり見ていて物足りなさを感じてしまいます。
なぜかというと、表現だけで技術が足りない場合、表現したいことが十分に伝わらないからです。技術だけで表現が足りない場合、伝えたい芯の部分がなく、難易度を競い合うだけになってしまうからです。
(それでも、1や2が突出して物凄い場合は話が違ってきます。結局のところ、人の心を動かした人が僕は正解だと思っているので…)


3.「メインジャッジの重視するポイント」

ということで、僕が重視したのは「自分のやりたいことで見ている人の心を動かせたかどうか」です。
1と2のバランスはもちろんですが、1だけや2だけいい子を否定するつもりはないです(だってすごく素敵なポイントですからね)。
単純に見ていて、1や2関係なく、素敵だな、と思わされた子を評価しました。


全体を通して思ったことは

・まだまだ練習したステップだけを並べているだけの子
・ある程度、いろいろなステップを習得していて、自分なりに並び順を考えている子
・自分なりに曲を解釈して、表現しようとしている子

この3段階でレベルが分かれていたなと感じました。

今回TOP11に残ったのは「自分なりに曲を解釈して、表現しようとしている子」で、かつ、上記1-3の評価内容で高く評価出来た子たちです。


皆さんの今後のレベルアップの為にやって欲しいなと思ったことは

「自分の中の表現の引き出しを増やすこと」→ステップ、技、表現方法を増やすこと
「表現方法を知ること」→いろいろなパフォーマンス(ダブルダッチにとどまらず、ダンス・大道芸・舞台・映画・PV・MVなど)を見て想像力を豊かにすること

ここに尽きるかと思います。


結局、人の心を動かした人が、僕は正解だと思ってます。

「どうすれば自分の伝えたいことが伝わるのか」

ここを突き詰めて、
考えて欲しいと思うし、
いろんな表現のできる人になって欲しいなと思います!

練習だけじゃ培えません。

素敵な人間になりましょう。


DAICHI

ORGANIZED by freely実行委員会